今治より、日々のこと

2014.04.15

会社を父親から交代して 9年。

いろいろな出来事があり、その都度 成長させてもらってきました。

多額の借り入れ返済と 従業員40名ほどの解雇から 大きな業態転換。

また 大昔からの大量の使わなくなって 使えなくなった 大量の綿糸 15トン以上

整径機3台、40台ほどのシャットル織機、朝倉工場の革新織機 

ほこり 大量の大昔からのタオルの在庫 見本の山 書類の山

使えなくなったギフト包装箱 資材類 機械類 工具その他、、、、

諸々の整理に すっかり時間がかかってしまいました。

 

捨てても 捨ててもきりがないくらい。

ずいぶん たくさんの仲間の助けがあり 諸々を処分してきた9年間だったような気がします。

 

ただ 処分して シンプルに簡素に していくほどに 業績はよくなり

掃除をすればするほどに、いろいろが クリーンに見渡せるようになってきました。

 

 

どれだけ 捨てて どれだけ 燃やしてきたか。

思い出すのが恐ろしいくらいの量を 処分してきて、最後に残ったのは

使わなくなった 父たちが復元した木製織機。

長い間 ほこりをかぶって。

これを 焼いてしまえば どこか 断ち切れるような想いがあり 燃やしました。

 

燃え終わってみると いままで処分してきた物や事、、 

取り返しのつかないことをしてしまったような

想いが急に 湧いてきましたが、

ひとつ 区切りがついて

あたらしい 自分の世代の会社になったような気がしています。

 

どこか切ないのは きっといろいろないい思い出が 今も残っているからだろうな。