みやざきタオル株式会社のホームページにようこそ

 

こちらは、四国 今治で 綿織物業を営んでいる
小さなタオルの会社です。

会社のコンセプトは 愉快なタオル生活 です。

毎日の暮しを、愉しいタオルで、お役に立ちたいと想い
物作りに励んでおります。

 

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歴史は、1894年に私の曾祖父が創業しました宮崎商店という会社から始まります。
現在、今治に残っている織物会社としては、古くから始まっています。

たくさんの綿布を国内、海外へ輸出し、時代と共に、
綿ネルに変化、戦後はタオルへの織物を変えながら、
ずっと綿を扱っています。

戦災で焼け残った、郊外にあった工場から

戦後は祖父が、タオルの生産を本格的に始めました。

昭和60年代から、キュプラを初めてタオルに取り入れたり、
藍染めタオルを作り、また日本で初めてのオーガニックコットンのタオルを
創り出してきました。

平成に入り、タオルのマフラーを初めて製品化し、グッドデザイン賞を受賞いたしました。

これからも、いままでに「存在しなかった」新しく
たのしいタオル文化を織り上げていけるよう
励みます。


宮 崎 陽 平

おもかげ

先代のおもかげ

 

 

 

みやざきタオル の特徴

 

わたし達の工場の特徴は、まいにちの暮しで使うタオルを
よりたのしい使い方を提案していくことです。

みなさん、赤ちゃんとして生まれた時に、はじめて触った布はタオルのはずです。
私は、昔ながらの今治タオルの工場に生まれ、タオルと共に32年育ってきました。

このやさしい布 独自のたのしさを発見して、
まいにちの暮しの中でたのしみましょう。

私たちメーカーで見つけたタオルのたのしさをかたちにしてみました。

これから、ご愛用の皆様といっしょに、
またあたらしい独自のたのしみを 創り出していきたいです。

 

 

 

 

なぜ今治(いまばり)でタオル?

 

 

今治という街は、四国ではじめて港ができ、ガスが普及し、キリスト教が
入ってくるなど、早くから開けていた貿易港のある、にぎやかな港町でした。

江戸時代より、温暖湿潤な気候で、綿がたくさん採れ、
今治藩はそれを綿替制度によって、農家の人に手織りの綿布にしてもらい、
他の地域に販売して外貨を稼いでいた歴史から始まります。

その手織りの産業が、産業革命以降、動力織機に変わり、
綿布から 綿ネルに進化、その当時、興業舎という代表的な企業がありました。
その会社の代表、矢野七三郎さんと幼友達であった、
曾祖父、宮崎儀三郎は 興業舎の工場支配人として働かせてもらっていました。
その後1896年 (明治29年)に独立しています。
明治、大正、昭和と変化しながら、綿ネルはタオルへと進化して、
今に至ります。

そう思うと「綿」の神社があってもよいほどに、今治は綿から恩恵を得ています。

水も、霊峰石鎚山系で、澄んだ軟質の水が豊富にあるため、
さらし、染めても、うつくしく仕上がり、
おかげで戦後日本で一番たくさん タオルを作る街に発展していきました。

 

創業者のおもかげ と 創業前のご縁について

 

 

商工都市 いまばりの夜明けより 抜粋

商工都市 いまばりの夜明けより 抜粋